アリススタイル、インドネシアで「トラベルサービス」の特許を取得

~ アジア市場での事業展開を加速し、日本のインバウンド市場にも貢献 ~

シェアリングプラットフォームを提供する株式会社アリススタイル(本社:東京都港区、代表取締役:村本 理恵子 以下、アリススタイル)は、日本国内で取得済みの「トラベルサービス」に関する特許を、インドネシアにおいても正式に取得いたしました。

本特許は、旅行者のスケジュールに応じてレンタル商品や消耗品を手配できるシステムに関するもので、旅行者の利便性を向上させるとともに、持続可能な消費を実現する革新的な技術です。これにより、当社のシェアリングエコノミー技術をアジア市場に展開し、さらなる成長を目指します。

■「トラベルサービス」特許の概要

本特許は、旅行者のスケジュール情報とレンタル商品・消耗品のリクエストを組み合わせ、最適な利用スケジュールを提供するシステムに関するものです。

 特許の主な特徴

・旅行スケジュール × レンタル商品:旅行者の行程に応じたレンタル品・消耗品の提供

・インターネットを介した管理サーバー:クラウド上でレンタル在庫とユーザーリクエストをリアルタイム管理

・GPS対応 × 多言語表示:旅行者の位置情報に基づいた最適なレンタル商品と説明の表示

・返却管理 × 履歴データ分析:旅行者の嗜好に基づくパーソナライズされたレンタル体験

この技術により、旅行者は「現地での持ち物不足を解消」しながら、余計な荷物を減らし、快適な旅行体験を実現できます。

■インドネシア市場での事業展開

インドネシアは東南アジア最大級の旅行市場を有し、国内外からの観光客が急増しています。特に、バリ島・ジャカルタ・ジョグジャカルタなどの人気観光地では、旅行者向けのレンタルサービスの需要が高まっています。

アリススタイルのインドネシア戦略

・「トラベルレンタルプラットフォーム」の提供:ホテルや旅行会社と提携し、旅行者が滞在先で必要な商品を手軽にレンタルできる仕組みを構築

・ローカル経済圏との連携:ポイント活用型のレンタル割引を提供し、ユーザーエンゲージメントを向上

・ シェアリングエコノミーの活用:現地の個人・法人と連携し、遊休資産(衣類・家電・ガジェット等)のレンタル流通を促進

特に、インドネシアでは「手ぶら旅行」や「サステナブルな消費」への関心が高まっており、当社のサービスが新たな価値を提供できると考えています。

■日本国内におけるインバウンド事業の強化

2024年の訪日外国人観光客数は大幅に回復し、日本国内においてもインバウンド需要をターゲットとしたレンタルサービスの拡充が求められています。

日本でのインバウンド事業展開

・空港・ホテルとの連携:旅行者向けレンタルステーションを設置

・事前予約システムの導入:訪日外国人が自国アプリでレンタル商品を事前予約し、来日時に受け取れる仕組みを提供

・ 多言語対応アプリの開発:旅先でのスムーズなレンタル体験を実現

特に、大都市圏(東京・大阪・京都)と地方観光地(北海道・沖縄など)でもレンタルインフラを強化し、日本国内における「モノのシェアリング文化」の浸透を推進します。

■「レコメンドシステム」「レンタルシステム」特許とアジア展開の展望

アリススタイルは、日本およびアメリカで「レコメンドシステム」に関する特許を取得しており、現在インドネシアでも出願中です。また、「レンタルシステム」に関する特許もインドネシアで出願中であり、今後の事業展開における重要な技術基盤となります。

■代表取締役 村本理恵子 コメント

「この度のインドネシア特許取得により、アリススタイルのトラベルレンタルサービスをグローバルに展開する大きな一歩を踏み出しました。加えて、レコメンドシステムやレンタルシステムの特許もインドネシアで出願中であり、アジア市場における当社の技術的優位性を確立していきます。今後は、アジア各国への展開を加速し、日本国内のインバウンド需要にも対応することで、より多くの旅行者に『持たない旅』という新しい体験を提供してまいります。」

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